マスク生活ではお互いの表情が見えず、コミュニケーションが難しいですよね。
今回はマスク着用でも好印象になる方法を考えてみましょう。
『笑顔』の要素は、
①口角が上がる
②上の歯が見える
③ほほの筋肉が盛り上がる
④目尻が下がる
⑤笑声((えごえ)=笑顔が想像できる明るい声)であること です。
マスク着用では①②が表現できません。
したがって、「目は心の鏡」「目は口ほどにものを言う」のことわざが示すように目元の表情、アイコンタクトがとても大切です。
最近は、企業からのご要望で研修の中でもマスク越しの明るい表情や発声練習を盛り込んでいます。
鏡の前で簡単にできる笑顔のトレーニング法をご紹介します。
- ミッキーマウスをイメージし、口角をかなり上げ、頬の筋肉もキュッと引き上げるようにしっかり笑い、120%増しの笑顔を作ります。普段よりワントーン明るい笑声で「ミッキー・ラッキー・ハッピー」と発声し、そのまま10秒キープ。口角は左右対称に、特に目元をにっこりと意識して。
- 息を吐きながら力を抜き、リラックスします。
- 再度、笑顔を作ります。今度は100%の笑顔で「ミッキー・ラッキー・ハッピー」と5秒キープ。このときの笑顔が自然な笑顔です。
真顔のときでもこの自然な笑顔でいられると印象アップにつながります。
マスク着用により、幸せホルモン「セロトニン」が減少傾向にあるそうです。
セロトニンは口角を上げ、笑顔になると分泌され、脳の活性化やアンチエイジング、ストレス回避の効果もあります。
心の美と健康につながり、コストもかからず、簡単に習慣化できる「笑顔の効果」を今こそ見直すチャンスかも知れません。
私事でしばらくお休みしていたフラダンスのお稽古に最近やっと復帰しました。
笑顔美人の先生や先輩方に囲まれ、生かされている幸せを身体中で感じています。
心も楽しくポジティブでいることが自然と明るい表情につながりますよね。
さあ、今日も当たり前に新しい朝を迎えられた喜びを感じながら、目元、口元の表情を意識し、これまで以上に笑顔の一日を心がけてみましょう。