まずは最初の挨拶を笑顔で姿勢よく

ビジネスだけでなく日常生活においても新年度は自己紹介を求められる場面が多々ありますよね。
あなたの自己紹介で、周りは無意識に「一緒にやっていける人か」「信頼できる人か」を判断しています。
自己紹介を求められたら、急に話し始めるのではなく、「はい、皆さまおはようございます。」と姿勢を正し、明るい表情で、相手をしっかり見て話します。
明るく爽やかな第一印象は話の内容以上に重要です。
また相手は話す内容だけでなく、あなた全体から伝わってくる雰囲気も察しています。
たとえば暗い表情で、猫背気味、うつむきながらぼそぼそと話すと、相手は不安に思ってしまうかもしれません。
ビジネスシーンでの自己紹介では
①自分の名前をフルネームで名乗り、②これまでどのようなことをしてきたか、③これからこの部署でどのような価値を提供していきたいか、
さらには④自身の強みや特技、長所を一言で伝えましょう。「長所は○○です」と言うよりも、「よく周りからは○○だといわれます」と、客観的に話すとリアリティがあります。最も業務に関連しているものが望ましいでしょう。
以上の内容で構成し、話す時間はおおよそ1~2分が理想です。

どんな場合でも長々と盛りだくさんに列挙するのではなく、一番望ましい話題に絞って、簡潔で分かりやすい自己紹介をするといいでしょう。
最後には、今後相手と良好な関係を築いていきたいという意欲を伝え、「精一杯頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします」とお辞儀で締めましょう。

自己紹介は、あなたの第一印象が決まる大事な瞬間です。
約1分間のスピーチで人が話せる文字数はだいたい300字程度です。1~2分のコンパクトな自己紹介でコミュニケーションが広がり、TPOに応じた内容で話せると良いですね。

 

【社内での自己紹介】

●「配属先+氏名+仕事に対する意欲」

「はい、皆さまおはようございます。本日付で総務部からこちらの営業部に配属になりました、南日本子と申します。
営業は初めてですのでまだ分からないことばかるですが、先輩方を見習って一日も早く仕事を覚えたいと思っております。
精いっぱい頑張ってまいりますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。」

【社外での自己紹介】

●「会社名+担当部署+名前」

例「失礼いたします。本日初めてお目にかかります。○○社営業部の南日本子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。」